空・緑・花
朝もやを朱に染める初冬の日の出。幻想世界が出現する
高さ4mの木立になる皇帝ダリヤ。12月の空にピンクの大輪が輝く
落日にシルエットを描く二上山。家路を急ぐ通勤電車が麓を過ぎてゆく
早春に全開のキブシ。足元の土中から顔を出す貝母(アミガサユリ)と華を競う
つがいのツバメが近づいて離れず、板の台を付けてやったらヒナが誕生
寒さ、半日蔭のやせ地に耐えた宿根草が5月の陽光で一気に花の変身。その名アルペンブルー
田植が始まると、俄然にぎやかになる。蛙が合唱、ケリにサギ、カモが集まってくる
青い田と山並の緑、澄んだ空と白い雲。鮮明な夏の風景の真ん中を白い電車が走る
暑い7月の夜の、ほんのひとときだけ芳香を漂わせて咲く月下美人は薄命
短太ゴーヤ・島さんご。お浸し、炒めものから黄金のジュースまでその味知るや
厚い皮にくるまれたステラミニだが、甘さにコクがある極味
お寺からもらい受けた大火鉢に蓮を植えたら、毎年、こんな花が開く
夏野菜がたくさん採れると、ほくほく気分。メニューもいっぱい膨らむ
稲刈りが終わると秋の空。夕陽と雲がアート競演
人生いろいろ、空だって変幻自在。12月のある夕の空模様